【解決】むし歯予防の攻略法【永久保存版】

Dental

みなさんむし歯はどうしたら防げると思いますか?

・歯磨きを頑張る

・歯医者で定期検診を受ける

を想像した方が多いかと思います。しかしこれは間違いです。

残念ながら上記の行動だけではむし歯は防ぐことができないのです😱

目次

  • むし歯とは
  • むし歯を防ぐ4つの輪の概念【攻略法】
  • 酸性度の高い飲み物
  • ブラケットカリエスって何?

むし歯(齲蝕/うしょく)とは

むし歯とは、

①脱灰(酸により歯の表面のカルシウムの結晶が溶け出すこと)

②再石灰化(脱灰した部分にカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し修復すること)

この2つのバランスが崩れて歯が溶け続ける病気です。

専門的な用語で詳しく説明すると、

齲蝕(うしょく)とは、歯に付着した細菌が産生する酸によりプラーク内部の酸性度が長時間にわたって歯質の臨界phを越え、エナメル質の脱灰と再石灰化の平衡バランスが崩れて、脱灰が進む疾患である。

高阪利美 最新歯科衛生士教本歯科予防処置論・歯科保健指導論

症状(しみる・痛み)が出て歯を削ってしまうと、元の歯に戻すことはできません。

むし歯になってしまった歯の部分は治すことが出来ず、人工物で補修するしかありません。。。

むし歯を防ぐ4つの輪

むし歯は上記の4つの輪(要因)が重なったときに発症します。

4つの輪のそれぞれを小さくすることでむし歯を防ぐことができます。

①歯質

唾液の質・歯並び・年齢などの条件が関係します。

(解決策)フッ素やMIペーストを使うと良いでしょう。

(1)唾液の質

 ・元の唾液が酸性に近いか否か

 ・緩衝能(酸性を中和させる力)がどのくらい機能するか

 ・分泌量(自浄作用・再石灰化作用)

これに関しては検査をするとご自身がどんな性質をお持ちなのかわかります。

(2)歯並び

 磨きやすいかどうか

(3)年齢

 ・歯が生えてどのくらいの期間が経っているか。

 生えたての歯は表面がスカスカで弱く(幼若永久歯と言います。)

 酸の影響を受けやすい&歯垢を落としにくいです。

②細菌

むし歯菌に感染しているか・口の中の細菌の量が関係します。

(解決策)適切なセルフケアを行いましょう。

適切なセルフケアとは?

・適切な歯ブラシの選択

・鏡を見て、歯の形態を確認しながらのケア。

・適切な圧でのブラッシング。

・フロスの使用

③糖分

糖分をどのくらい、どんな形で摂取しているかが関係します。→(解決策)砂糖の摂取を大幅に減らしましょう。

砂糖は、サトウキビの汁を結晶化させたもので、細菌は中毒性の高い白い粉(砂糖)が大好物です。

人間も好物を目の前にすると箸が進みますよね?

箸が進みいつもより食べ過ぎた日の排便量はどうですか?多いんじゃないかな~。

細菌も一緒です。好物を大量摂取したら酸を大量に代謝します。酸を大量に代謝すると、どうなるでしょうか?

④時間

食べ物を食べる時間が関係します。→(解決策)間食は時間を決めてまとめて摂りましょう。寝しなの甘いものはNGです。その後歯を磨いてもだめ。

これは唾液の分泌に関係します。

唾液分泌量
安静時 平均0,3ml/分
睡眠時 平均0,1ml以下/分

社団法人東京都目黒歯科医師会/歯っぴースマイル
http://www.meguro-dental.or.jp/happysmile/happyVol15.pdf

起きて仕事をする8時間での分泌が平均144ml 睡眠時の8時間は平均48ml 分泌量の差は約1/3です。

(唾液の作用)
洗浄作用
ph緩衝作用
石灰化作用
消化作用
抗菌作用
潤滑作用

人体の構造と機能2栄養と代謝(最新歯科衛生士教本)

これらの作用も睡眠時は1/3になるということです。

具体的にお話すると、洗浄作用が不足→安静時より菌が流れていかない。

ph緩衝作用が不足→酸性度が高くなるような行為をして寝ると、高いままが続いてしまう。(=歯が溶け続ける)

石灰化作用が不足→歯が溶けても回復しない。(溶けたまま)

食物を摂る時間がいかに大切か、おわかりいただけたでしょうか?

酸性度の高い飲み物

酸性度の高い飲み物については、実際実験を行いまた記事にします。

代表的なもの

炭酸(無糖・コーラ類・ビール・ハイボール・レモンサワー等)、清涼飲料水

これらは細菌関係なしに液体が歯に触れれば、じわじわとカルシウムが溶け出てしまいます。これらの飲み物をちょこちょこ飲みするのが最も危険です。

ブラケットカリエスとは

矯正装置(ブラケット)の周囲がむし歯になることです。歯科矯正の目的は歯の寿命を伸ばすことですから、こうなってしまうと本末転倒です。

装置がついているとプラークが溜まりやすくなりますし、落としにくい状態でむし歯のリスクが高まります。

適切なブラッシングと、フッ素洗口剤の活用・前項でお伝えした4つの輪を小さくするように口腔内を管理すると防ぐことができます。

むし歯に関しては特に情報をまとめるのが難しいですね。(言い訳)

随時ブラッシュアップしていきますので、大幅に改変があるときはツイッターで告知します。

みなさんの歯の寿命が伸びますように。

ご意見・ご質問はtwitterリプライ・DMまでお願いいたします。

マミ